VR実現を目指して

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「初めて」の威力

子供の頃って全てが初めての経験ですから、色々なことが記憶に残りやすいというか、とても濃く印象に残ったり、美化される感じがします。

例えばゲームなどでも、特定のジャンルで初めてやったものはすごく印象に残ってると思うんですよね。

自分なんかはワンダと巨像が印象に残っていて、それこそ巨像も倒さずに景色を楽しむためにゲームを起動してたもんです。


その後色々なシームレスマップのゲームをやっても、ワンダと巨像にハマっていた頃の感覚とは程遠いんですよね。
(単純に、広いマップ+孤独+廃墟+巨大な敵 っていうゲームが被りにくいだけなのかもしれないけど…)


例えば本なんかでもそうでしょう。
自分は子供の頃にコロコロコミックを買って読んでましたが、今まで絵本やドラえもんの知育漫画しか見ていなかったような人間が、「サイファ」や「駆けろ!大空」を見た時の衝撃たるや、凄まじいものがありましたね。
何だこの絵柄は・・・でも読み返してしまうっ!!」というのもまた衝撃。


そんな自分が初めてゲームのジャンルである「FPS」を知ったのは、もう遅いなんてもんじゃなく、ニコニコ動画CoDプレイ動画だったのを覚えてます。



これを見て、「戦争怖すぎだろ・・・」という小学生並みの感想を抱いたものです。

今見るとグラフィックは残念だなあという印象を受けますが、
戦闘中の効果音や演出は今でも色褪せないというか、自分の中では本当にトップクラスなんですよね。



あとはアニメとかも影響を受けたものは覚えてるものですよね。
例えばNHKが大量にオタクを生み出したと言われる所以である「カードキャプターさくら」。

個人的にはそんなでもなかったというか、
「夕食の際には家族みんなでカードキャプターさくら
という意味の分からない環境だった自分には、割と普通のアニメに見えてましたね。
ド田舎だったので、他のチャンネルがニュースなどしかなく、自然とこういう選択になったような気がします。

自分を「萌え」の世界に引きずり込んだのは、
なぜかシスタープリンセスを貸してきた女友達と、ぴたテン田村ゆかりさんですね。

これさえなければオタクにはなっていなかった・・・いや、
なってたでしょうね普通に。
後悔もさほどないのでよしとしましょう・・・。



そんなこんなで初めてのもんってのは凄いんだよという話でした。
今の子どもたちの「初めて」というのはどんなものになってるんでしょうね

「初めてのYoutuber」とかね、「初めての実況者」とかね。
きっと相当に崇敬の念が強まっているのではないのかなと思います。


子供の頃からネットに触れていれば、私ですら知らないことを知ってる子供も当然居るのでしょう。
世の中のゲームは高画質が当たり前で、かつてのレトロゲーなんてスマホ以下な認識なのかもしれません。

あらゆる情報に10代あるいは10代未満のうちに触れるのでしょう。

これは果たして悪いことなのか、良いことなのか。

個人的には良い方だと思うんですけどね。
でもネットの世界というのはやはり習熟が必要というか、
あらゆる悪意への対策や予測が必要になると思ってます。
だからこそ「良いサイト」だけを見れるようにして・・・いやそれだと変なバイアスがかかってしまうのかもしれないし・・・。
ネットの怖さを教える授業をするにしても、多岐に渡りすぎているし、理解させるのは難しいかも・・・。

色々、面倒ですね。