VR実現を目指して

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VRを考える HMDはどれが有望なんだろうか

VR、バーチャルリアリティーですが、

なんというか本当に、将来的に実現するであろう気運が高まってきていると思うんですよ

SCEのモーフィアス、フェイスブックのオキュラス、

MSのアレは拡張現実の方だけども。


 MSのアレ(HoloLens)



自分としてはバーチャルの世界へダイブしたいので
やはりに気になっているのは没入型の体験の方なんですが、

そうなってくるとやはり頼みの綱はモーフィアスやオキュラス。

そして以前のVR動画でも言ったように、アメリカの家電見本市(CES)では、
様々な没入型のヘッドマウントディスプレイ(HMD)が発表されました。



               最新型のオキュラス開発キット

とは言え、HMDというのは非常に色々な問題を抱えているのです。
VR酔い」や「目の疲れ」とか。

それをよくわかっているからこそ、
オキュラスは仕様を向上させ続けてるわけですね。

特にVR酔いに関しては個人的にも死活問題。
PS3やPS4でFPSをやったところ、3D酔いすることが判明したため)

オキュラスでは何度も開発キットの仕様変更をしていますが、
画面のリフレッシュレートは 60Hz から 75Hz、最新版では90Hzになりました。
少なくとも、「ハードウェアが原因でVR酔いになる」なんてことは防がなきゃならない。
だから何度も何度も開発キットを新しくして、何百人体制で開発していると。

そんな彼らが恐れているのは、
安価で低性能HMDがオキュラスよりも早く市場に出回り、

HMDってこんなもんかよ

という市場の崩壊が起きることだそうで。


実際にCESでは、つけるとすぐに気持ち悪くなるようなHMDを出している会社もあった模様。

そして正直なところ、SCEが発売を予定しているモーフィアスも、
オキュラス開発陣が言うような「酔わない仕様」には程遠い可能性があるんですよね・・・

オキュラス陣営では75fpsでの制作が最低のラインだという考えがあり、
もはやモーフィアスの掲げる60fpsでは彼らの基準には入っていないのです。

(実際使ってみてどうなのかは、自分は持ってないのでよくわからんです)



ちなみに、酔ってしまう原因はハードウェアだけでなくソフトウェアにもあります。

いくら自然な感じにハード側が画面を映したとしても、
ソフトウェアが視点をぐるんぐるん動かしまくるものだったらどうしようもないわけですね

だからこそ、「酔いにくいコンテンツの作り方」に関する手法もまとめなきゃいけないし、
それを開発メーカーに順守させるような仕組みも出てくるのでしょう。
ポケモンフラッシュ対策」の「VR版」って感じですかね。


ですがさらに言えばハードもソフトもうまいことやってくれていたとしても、
人体が異常を感じる場合があるのです。

HMDで見ている映像は目まぐるしく動き、それをハードとソフトがうまいことやって、
違和感のないように見せていてくれたとしましょう。
しかしそこで異常を伝える部分があるのです。
それは「胃」と「耳」

目では歩いている映像を見ているとしても、
体は動いていません。 そう、胃も動いていません。
また、耳の前庭という部分が加速度を感じないことも違和感に繋がるそうで・・・



なんでしょうね、

思った以上に色々な問題が山積みになっていたようです。

そしてオキュラス開発チームのいうことをそのまま受け取るとすれば、
HMDでまともに使えそうなのは、
お金と技術を詰め込みまくっているオキュラス。ということになりそうなわけですね。


なにはともあれ、なんとか実現してほしいものですよねバーチャルダイブ

もうこれが生きる希望になってる感がありますね、私は。

だがしかし、
SAOやマトリックスのバーチャルダイブは視覚に頼っていただろうか・・・?

そう、HMDよりもさらに遠く彼方にあるのが、本当のバーチャルダイブだったのです