【PS4】Morpheusあれこれまとめ
GDC2015でかなり注目されたMorpheusですが、4Gamerの吉田修平さんとのインタビューであれこれわかったことがあるようなので挙げていきましょう。
いやー、ホントに発売が楽しみですねー・・・お金貯めないと。
・新型モーフィアスは解像度の変化は無いはずなのに、精細度が上がった?
→ 解像度は変わっていないが、画面中央部に画素が集中するように最適化を行った。人間の目と同じように、中央がはっきりと見えて、周囲はぼやけるのと同じイメージ。それによって精細になったようにみえる。
・VRデバイスでライバルとなるオキュラスは2560x1440のフルHDを超えるパネルを採用している説があるが、モーフィアスにはフルHD以上のパネルを採用する予定はある?
→ PS4の持つレンダリング性能を考えるとフルHDが妥当。しかし、使用している有機ELパネルは、リアルなRGBパネルであることを強調したい。
※(オキュラスは最新の開発キットのパネル解像度を公表していないようです。使用した人の意見を聞くと上がったように感じたそうですが果たしてどうなのか。)
・新型モーフィアスはLEDが3つ追加されましたが、その役割とは?
→ 正面に追加したのは「正面を向いていることを」しっかり認識するため。側面に1つずつ追加したのは、横方向の追従を安定的に行うため。発光部は全て横長にして、カメラが認識しやすいように変更した。
・モーフィアスにカメラを付けて、現実世界の視界を表現に組み入れたらどうかという意見もあるのですが、どうでしょう?
→ 確かにメリットは有るが、それにかかる演算パワー等を考えた結果今回は見送ることにした。しかし装着後に視界をスムーズに確認したい人のために、ディスプレイ部をスライドできる構造を採用して対応した。それにこういう表現は、ソニーが開発しているAR眼鏡のようなデバイスがやることだと考えている。
※(「VRデバイスを付けて現実世界が見えなくなると危ない」というのはわりと目にする意見ではありましたね。確かにあるにこしたことはないんですが、優先するべきことでもないかなあと個人的には思いますね)
・モーフィアスは120Hz(120fps)になるそうだが、PS4でそれをどうやって実現させるのか
→ PS4のアップデートで120Hz表示を可能にします。しかしこれはあくまでも「モーフィアス接続時」の専用機能。PS4を120Hzのモニタなどに接続しても120Hz表示が行えるわけではない。
・モーフィアスはPS4以外にPCでも使える?
→ 業務用途を前提に、プロフェッショナルに対してはそういう活用を許容する可能性はあるが、一般ユーザーにそうした機会を提供することは今のところ考えていない。一般ユーザーは「モーフィアスはPS4と組み合わせて使うもの」として認識して欲しい
※(個人的にかなり残念な部分ではありますが、予想はできていたことですよね…)
・2016年前半の発売を目指すとのことでしたが、ローンチタイトルはどんなかんじでしょう?
→ 6月のE3 2015で色々発表できると思います。
・価格は?
→ できるだけ安くしたいけど今は秘密。
・・・とまあこんな感じでした。
いやー残念な部分もほんの少しありましたが、今はとにかく発売が楽しみ!今年のE3まであと3ヶ月ですが、どんなゲームが出てくるんでしょうね。
性能面に関しては、更に向上する可能性もあるということですから、この先更なる驚きが隠されているのかも・・・?
ドラクエ効果でPS4も盛り上がってきましたし、このまま日本の据え置き業界を復活させるようなムーブメントを起こしていって欲しいところです!
引用:[GDC 2015]西川善司がSCE WWS吉田修平プレジデントに聞く「新型Project Morpheus」 - 4Gamer.net