東京オリンピックとVRデバイス
本屋でふと目に入った、堀江貴文と竹中平蔵の対談本を読んでみたわけです。
その中にはお金に対する考え方やら、インフラのあり方やら、今後のIT技術の変化についてなどなど、色々なことに触れられています。オキュラスに関してもちらっと話してます。
「駅を2階建てにして電車も2階建てにすれば2倍乗れるじゃん」
「もう東京オリンピックでは紙のチケットじゃないだろうね」
などなど、実に色々な発想が載っていて、読んでいてとても面白かったです。
そして思ったのですが、2020年の東京オリンピックまでまだ5年あるわけです。
5年あれば今のVRデバイスも更に進化しているはず。
というか、ちょうどいい感じ時間のような気がするんですよね5年って。
「世界規模の大きなイベント」と「VR」が重なるのは、東京オリンピックが初になるんじゃないかと期待してるわけです。
さて、進化したデバイスを使ってどんなことができるでしょうか?
とりあえず思い浮かぶのは会場の映像配信ですよね。
5年後にもしオキュラスなどのVRデバイスが広まっているとしたら、「360度かつ3Dの映像」が見られるようになるでしょう。
「高画質かつ、360度の3Dが撮影可能な機材」も存在しているでしょうからね。
上で紹介した本の中で、「チケットは紙じゃない」という話を挙げましたが、
別にチケットを買わなくても、見たいと思ったその時に、「その競技の映像だけを何千円かでネット上で購入する。」ということも普通にありえるのでしょう。
遠方からわざわざ東京に行かなくても、家に居ながらにしてオリンピックの臨場感がVRで味わえるわけですね。
最近Reader StoreでプロジェクトXの「大阪万博の警備員」の本を買って読んでいるのですが、人が大量に集まるイベントというのは本当に大変なものですね。
来る東京オリンピックで大混乱が起こらないようにするのは大事なことだと思います。
「東京に来る客が減る!」なんて意見も出そうですが、世界中のVRデバイス所持者全てが「料金を払ってくれるお客様」になってくれる可能性を考えれば、ありなんじゃないでしょうか。
それに、ただでさえ人間だらけの東京ですから、あまり多くの人が来すぎるのも問題でしょう。常時早朝のラッシュみたいな状態になったらと思うと本当に恐ろしい・・・。
5年なんてあっという間ですから、既にそれに向けて動き出している会社も居るのかもしれませんね。
最近では360度動画にYouTubeが対応を宣言しましたし、古のニコニコ動画で活躍したことで有名なヲタケンさんもクラウドファンディングで360度動画の閲覧サイトをPRしていますね。
うーむ、未来がどうなるのか楽しみです!